アマゾンのキンドルで無料で読める物語を読んでみたレポートです。
昭和の初期に霊媒を通じて語られた
戦国時代の女性の死んでからの物語となっています。
死んだらどうなるか
死んでからどのように過ごしていくのか
という現世の人間ではわからないところの興味を紐解いていきます
最初は
この主人公である小桜姫の現世での生き様が簡単に描かれております。
戦国時代の武家に嫁いだお姫様の人生です。
そして夫が北条氏に討たれ、それを悔い恨み数年後なくなります。
小桜姫様は、当時墓前に立つと夫の姿が見えていたとのこと。
現世でスピリチュアル能力があったということらしい。
お亡くなりになった後
龍神である指導霊が人の姿をして
さまよう小桜姫を導きます。
ここで、指導霊が話す内容が興味大!
” 三途の川、閻魔様は、仏者の方便で、嘘でもないがまた真実でもない
” 神の道では、そういった方便は使わない
とあります。
これは意外でした。
たしかに、欧米の人々の死後の世界を著す本などでは
少し具合が異なる表現があるから
どうなんだろう?と思う部分ではありました。
現世の時に信仰する宗派によって違うものなのか?
その住む土地土地によって違うのか?
という疑問が浮かんできます
逆に考えると
あの世での過ごす層によって出自がかわったりとか
その戻る世界が違うのかという想像が掻き立てられます。
また、小桜姫はこのような説明もされています
” 人によっては、夢のような吞気な生活を送っている人もいるが、それがなぜかわからない
“ 名僧知識とうたわれた方が、薄暗いところにいることも少なくない
前者の様子は、
丹波哲郎の『大霊界』
という映画で描かれていたように思います。
後者のことも
同様の情景を話を聞いたこともあります。
つまり
人によってあの世での過ごし方に違いがある
ということであるようです
そうなると
ここに描かれている情景は
自分には参考にならないんではないかとも思えますが
必ずしも自分のことだけにしか興味がないわけでもないので
非常に興味深い内容であります
また、続きます